アメリカ旅日記、ひたひたと進んでいまふ。WILD FIRE ⁈ 朝から何度も回り道 Oregon&Washington州
のつづき。
アメリカ旅、9日目。サンフランシスコから出発して、カリフォル二アの海沿いの好きな街を転々としながら北上、カリフォルニア州からオレゴン州に入って大好きなポートランドで2泊して、東へ向かって、内陸へ入り始めた9日目でふ。
朝から山火事の影響で、なんども迂回しながらウイスコンシン州とオレゴン州の州境の川沿いを東へ走っていました。
ちょうど青い◯あたりが、この時僕がいたあたり。
お昼頃、Pendletonという街にやってきました。ちょっと休憩に寄ってみようか。
ダウンタウンにには古い街並みが残っていました。
ポートランドからほんの数時間で、だいぶ田舎な街になるね。街にはいくつか古いアンティーク屋さんがありました。お店の中を覗くちゃまさんと、アメリカらしい車。
Wagoneerという車。80年代かな?僕がすきな色です。このミントスカイブルー?何て言おうかな?緑のような、水色、空色のような色味がすきです。
そして、とっても不思議なおばあさんのアンティーク屋さんに入ってみたよ。なんだか、ここだけ時間が止まったようで、わんちゃんと椅子に座ってほとんど動かないおばあさんは、ちょこっと不気味感じの佇まいだったのだけど、ちょっとしたら、「あなた、どこから来たの」「あなた、古いものがすきなの」と、ゆっくり大きな声で話しかけてくれる。
とにかく、古いものがあちこちと。古い紙、古いキッチン道具、古いカゴ、古い服・・・
広い広い店内に、ごちゃっと飾られた古いものたち。飾られた、というよりは、もう何年も、このまま、なものたち。
おばあさんは、目と足を悪くしてから、ほとんど歩けないし、お店の片付けができないと困り顔。
ちゃまは、2階へ登りながら、壁に飾られたインディアンの絵に興味津々。
僕は、1940年代から並ぶ紙ものに興味津々。古い紙、広告、雑誌、新聞、絵本・・・昔の文字、昔のデザイン、昔のインク、昔の紙の香り・・・
風化して味があるカウボーイハット。シミだらけ、穴だらけ。僕のすきなミュージシャンが被ってそうだ。
背の高くて大きな立派なガラスケースの中は、まるで、地震の後のようにごちゃごちゃ!
おばあさんが、引き出しの中も見ておくれ!と棚の向こうから声をかけてくれる。きしんでうまく動かない引き出しの中に少し黄ばんでるけど、かわいいテーブルクロスや、レース、子供服などがアレヨアレヨといっぱい!
おばあさんは、足が悪くて、奥の狭いスペースは怖くて入れないと。ああ、手伝ってキレイにしてあげたい。
重厚で立派な棚や鏡があちこちに。昔はきっとすごく良いお店だったろうな、と思う。
アメリカ中西部を感じるベルトのバックルや金具。
ちゃまに呼ばれて、2階に上がってみたよ。屋根裏部屋みたいな中二階には50年代くらいのドレスやワンピース、古着がいっぱい。でもどれもホコリだらけで、朽ちていて。
2階から眺めるお店の中のおばあさん。なんだか胸がキューっとした。
僕はおばあさんのインディアンコレクションを見せてもらった。インディアンがペイントした古いものたち。なにかのお祝い、お祭りに使う&着るものだそう。壁に飾ったらキレイそうだ。
僕は、BAUERの50年以上前の古い陶器や布、紙、陶製の置物、を買いました。おばあさんもターコイズがすきみたい。僕も大好きだよ。
「私の代わりにお店をやってほしいよ」とおばあさん。毎日こうして入り口の日の当たる場所に座っているんだって。おばあさん、げんきかなぁ?
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イカちゃん。
ON THE ROAD USA/アメリカを30年間で100万キロ走った男の物語。
車で走りまくる、誰も体験した事のない旅・・・。
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